ショートケア活動報告
今年も残すところあと僅か。診療所は大掃除も済み、鏡餅に正月飾りと新年の準備が進んでいます。
皆さんは、もう準備は済まれましたか? 何かと慌ただしいこの季節、体調には十分ご注意くださいね。
今年最後のショートケア活動はミルクレープ作りでした。
まずはお茶を飲みながら、最近購入した「鹿児島の昭和」という写真集をみんなで見ることに…
鹿児島大空襲の様子や鴨池にあった動物園、空港等、年配の方には懐かしい写真がズラリ。
若者には知らない風景ばかりだったのですが、無言で感心しながら見ていました。
当院にお越しの際は、ぜひご覧ください。昭和の鹿児島にタイムスリップできるかも(笑)
見終わったら、さっそく調理にかかります。
今回作るミルクレープとは、何枚ものクレープの間にクリームや果物を挟んで重ねたもので【千枚のクレープ】という意味のフランス語だそう。
さすがに千枚はとても無理ということで、私たちの枚数の目標は14枚!達成できるかな?
まずは生地の分量を量り卵とバターをなじませて、少しずつ粉と牛乳を加えていきます。
ダマにならないよう少しずつ少しずつ粉を加える慎重な利用者さん。かなり水分量が多くタポタポしている生地を見ているとちょっと不安がよぎるスタッフ。
粉が全部入るとそれなりにまとまり、熱したホットプレートで2枚ずつ焼いていきます。
1枚の目安がお玉1杯分のため、薄く伸ばすのに一苦労。焼いているうちに薄く、丸く焼けるようになりました。
生地をおとす人、薄く伸ばす人、裏返す人を役割分担をしたおかげで、予想以上に早く焼き上がりました。(目標達成ならず10枚でした)
生クリーム作りはホイップクリームを泡立てるのに一苦労 交代で泡立てますが、なかなかつのがたちません
そこで最終兵器、ハンドミキサーを使って一気に仕上げます。あっという間にクリームができたら、クレープに塗り重ねて出来上がり!
冷蔵庫に入れてなじませればよかったのですが、出来立てを食べたかったので、すぐに包丁でカットすると生地が柔らかくて切るののも大変。
バタバタしながらもボリュームたっぷりのミルクレープが仕上がり、さっそく頂きます
甘さ控えめ(砂糖がもう少しとバニラエッセンスが必要だったかも?)だけど、量が多いのでお腹に溜まって…。
残してもいいですよと声をかけたのですが、みなさん全部平らげていかれました。
今度作る時は、もっと薄い生地にして、食べる前には冷蔵庫で冷やしてなじませてみよう!と次回の目標も出来ました。
年明けのショートケアは1/14から。鏡開き後なので、ぜんざい作りと書初めをしようと思っています。
今年のショートケア活動報告はこれが最後となりました。
今年一年も本当にお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。
皆様 どうぞよいお年をお迎えくださいませ