ショートケア活動報告
もうすぐ4月、桜の開花宣言もところどころ聞かれるようになりました。
ここ鹿児島の開花予想は4月4日頃だそう。近くの公園の桜の木はまだまだ硬そうなつぼみ。
開花を心待ちにしながら膨らむ様子を日々観察していこうと思っています。
春は行事ごとが多く、年度が替わり何かと慌ただしい日々をお過ごしの方も多いと思いますが、
そんな時こそ深呼吸! 一息ついたら頑張っている自分をほめてあげてくださいね
それでは、3月25日のショートケアの活動報告です。
今回は参加者が多かったので、麺から作るナポリタンとガーリックトースト、黒ゴマプリンの3品。
自分の作りたい料理を選んでもらい作業開始。まずはナポリタンと黒ゴマプリン作りに取り掛かります。
今までうどんやちゃんぽん麺は作ったことがありますが、パスタ麺は初めて。
分量や手順を何度も何度も確認しながら、慎重にすすめていきます。
途中15分程生地を休めたら厚さ1~2㎜を目安に伸ばして、6㎜幅に切っていきます。
目安はあくまでも目安。切る人によって気持ち太かったり細かったり笑
個性豊かな麺が出来たところで、たっぷりのお湯で短めに茹でていきます。
茹でる間にホットプレートを温め開始。具材を炒めて火が通ってきたら麺を投入!
ソースも加えて全体にからまったら出来上がり。彩がきれいに見えるよう盛り付けて頂きました。
黒ゴマプリンはゴマすりから。
すり鉢でひたすらする作業はかなり上肢に負担があるようで「腕がパンパンになりそう~」との声が聞えてきます。
寒天が完全に溶けるまで沸騰させたら、豆乳とはちみつ黒ゴマを加えて温めて容器の中へ。
粗熱がとれたら、少しでも早く冷え固まるようにアルミ缶に入れて冷蔵庫で冷やしていきます。
次は、前回のロールサンドで残ったパンの耳を使ってガーリックトースト作り。
溶かしたマーガリンにほんの少しの塩とバジル粉を加えて、パン耳に塗ってオーブンで焼きあげます。
プリンもいい具合に固まったのですが、全く冷えてないので、ギリギリまで冷やし続けることに。
それでは、出来立て生麺ナポリタンとガーリックトーストを頂きます。
ナポリタンはバターの風味が効いてバッチリの味付け!
麺は太さによって固いところはありますが、はじめてにしては上々の出来
ガーリックトーストは名前の割には、ガーリックを一切使わないという新手のもの(笑)
塩加減もよくて、何よりサクサクの歯ざわり。美味しかった。
この二つでお腹がふくれてきましたが、閉めのデザート黒ゴマプリンを頂きます。
寒天が思ったよりしっかり固まってしまいましたが、ゴマに豆乳と自然な甘さで後味もサッパリ。
みんなで片付けた後は、今日の調理について意見をもらいます。
人前で意見を言うのは…と遠慮がちな利用者さんばかりなので、今回はアンケート形式にしました。
うまく出来たと思うところ、うまく出来なかったと思うところ、次回は何を作りたいかを書いてもらったのですが、
上手く出来たところをたくさんあげてくださる利用者さんもいて…とっても嬉しかったです。
もちろん、うまく出来なかったところは今後の課題ということに。
今までは高齢者の方メインで行ってきた活動ですが参加者が少なくなってきたため、4月以降は若い男性の方をメインに行うことになりました。
次回は4月22日。どんな活動になるのか楽しみです!