ショートケア活動報告
11月に入り、いちょうの葉も黄色く色づき始めましたね
立冬を迎え、朝晩は寒さを感じるようになりましたが、日中の日ざしはまだまだ強いですね。
現在のショートケア活動、男性限定なのですが裁縫をしてみましたので報告させていただきます
利用者さんに裁縫を最後にしたのはいつですか?と尋ねると、中学生や高校生の頃とのこと。
ミシンを触ったのも、針と糸を持つのも学生のころが最後。
それぞれ学生気分に戻り、新鮮な気持ちで取り組みました
今回は直線縫いをメインに練習でコースターを作成、その後は大物のテレビカバーを
作ってみることにしました
まずはコースター。大きさを決めて生地を裁ち、チャコペンで印をつけた後に塗っていきます。
生地の裏から4辺をミシンで慎重に縫って、生地を表に返し。
針を使って四隅の角まで丁寧に出します。細かい作業に次第に口数が減る使用者さん達
裏返し部分の縫い目が見えないように手縫いでまつったり、端ミシンをかけてアクセントにしたり、
好みのリボンや紐をつけてみたりアレンジしました
周囲を縫っただけで、こんなに素敵な作品になると驚きでした
コースターを作り上げ、手縫いもミシンもマスターし、いよいよ大物のテレビカバー作りに挑戦
今回の生地はカーテンを再利用しているため生地がしっかりしていて扱いやすいのですが、
横125㎝、縦71㎝と大型なのでテーブルいっぱいに生地を広げての作業となりました。
サイズを測って印をつけ、縫い代をつけ、生地を裁つ。
大きくはなりましたがコースターと同様の作業です。
立体型を作るので、裏から縫い合わせて表に返すことを考えるのに悩みました
裾を三つ折りにしての端ミシンも、コースターでの練習成果が出て真っ直ぐに縫うことが出来ました
テレビのカバーは早速セッティングさせてもらいました
コースターは次回の活動時からお茶を頂く時に使用したいと思います
今まで以上に美味しいお茶が飲めそうです
裁縫をする機会がなかなかない男性ですが、今回の活動で自信がついて裁縫道具を購入して
洋服のほころびを直してみたいですとの感想がありました
手先を使い、集中力を要する活動でしたが、最後まで集中力が途切れることなく楽しみながらの作業になりました。
風邪やインフルエンザが流行ってきているようです。
皆さま、外出後の手洗いうがいをお忘れなく