ショートケア活動報告
最近、沿道に赤や黄色の彼岸花を見かけるようになりました。
もうすぐお彼岸。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、秋分の日以降は昼が短くなり、暑さが和らぎ涼しくなっていきます。
この言葉には、自然の中で暮らしている私達にとって、暑さや寒さそれに伴うつらいことも彼岸の頃には楽になるはずと言う励ましの意味もあるそうです。
しばし このしのぎやすい季節を味わいたいですね。
9/13のショートケアの活動報告です。
今回は男性陣がお休みで、初めて参加する利用者さんも女性だったのでレディスデーになりました。
作る料理は栗のパウンドケーキとゴーヤのチャーハン、ずいき(といもがら)の酢の物です。
まずは栗のパウンドケーキから作ります。
粉類を測って、栗の甘露煮のシロップと溶かしたマーガリン、砂糖と卵を加えよく混ぜます。
マーガリンの中に粉を加え、切るようにサックリ合わせていきます。
混ざったら型に流し込み、栗を並べてオーブンで焼きます。
その間にご飯を炊いて、ゴーヤと梅とちりめんじゃこの和風チャーハンの準備に入ります。
料理メインのショートケアのため、このたび炊飯器も購入しました!
(実は今まで、スタッフがその都度自宅から持参してたんです)
ゴーヤと梅とちりめんじゃこの和風チャーハン。
まずはゴーヤを粗ミジン切りにし、梅干しは種を除いて細かくたたいていきます。
ゴーヤを炒めて火が通ったら一度取り出し、梅と和えます。
次にちりめんじゃこを炒め、ご飯を投入。混ざったら梅和えのゴーヤを加えます。
全体的によく混ざったら出来上がり!
次はずいきの酢の物です。
鹿児島では「といもがら」と言う方が馴染み深いのではないでしょうか?
「といもがら」とは里芋の葉柄の部分のことで、独特のシャリ感があり生でも煮てもよい野菜です。
皮を剥いて茹でていくと思った以上にかさが減ってしまい、これでは足りないと急遽追加することに。
水気をきった といもがらにゴマ、酢、砂糖、醤油で味付けしたら出来上がり。
この頃にはケーキも焼き上がり、みんなで頂きます
ゴーヤをチャーハンで食べるのはみんな初めて。
調味料は一切入れず梅肉のみの味付けでしたが、あっさりさっぱりに仕上がっていました。
といもがらの酢の物は甘さの残る優しい味付けでした。
生で食べたいとのリクエストがあり、スライスした物に酢醤油をかけて頂きました。
生のシャリシャリした触感がおいしかったです。
チャーハンで使い切らなかったゴーヤは漬物に変身!
初めて参加した利用者さんも、緊張した表情が和らいで会話もはずみ、みんなでおいしく頂きました。
次は月見うどんとガネ(さつまいものかき揚げ)を作る予定です