お知らせ・活動報告

菜の花交流会を終えて♡

二十四節季の霜降に入り、昼夜の寒暖差も激しく、風邪やインフルエンザなど流行りだす時期でもありますが、みなさま体調いかがでしょうか?
手洗いうがい、そして十分な休養と栄養をとって体調管理をしていきたいですね。

先日10月18日に行われた診療所1周年記念の【菜の花交流会】についてお伝えします。
当院は気軽に相談できる地域のこころの診療所を目指しており、その中でも特に、認知症疾患、高齢者の抑うつや不眠などに力を入れていることから、今回は「認知症を知ろう」というテーマで院長の講演を行いました。

先生 講演  出来上がり.jpg講演後の皆様との質疑応答の中で「今まで認知症になることが恥ずかしいと思っていた。どのタイミングで受診すればいいかわからなかった。しかし、認知症は誰しもかかる可能性があること、早期発見・早期対応が大切なことを聞き、早いうちに相談したり受診すればいいとわかった」というご意見を頂くことができました。認知症に対する理解を深めるきっかけとなれたのではないかと実感しました。

次は音楽療法の原田いずみ先生を迎え「音で遊ぼう」というタイトルで楽器で音を奏でたり、秋にちなんだ童謡を歌いました。

音楽療法.jpgトーンチャイムという楽器を使って参加者全員で演奏したのですが、みなさんトーンチャイムをご存知でしょうかsign02

アルミ合金製のパイプをたたいて共鳴させる、やわらかく響く美しい音色が魅力の楽器なんですnote
初めての楽器に興味津々shine
先生の合図でトーンチャイムを鳴らすといろんな音が共鳴して余韻漂う素敵な音色が重なりました。
他にも、キーボードや太鼓など打楽器も加わり、わくわくしたりほんわかしたり、まるで診療所ではない別の空間が生まれたようでした。
その後は、もみじ・村祭り・里の秋を歌いました。
なにせ交流会が初対面ですので、あまり声が聞こえないかも・・・と少し心配しましたが、楽器演奏ですっかり打ち解け、気持ちよさそうに歌ってらっしゃる方(もちろんスタッフも・・・)をみると、音楽の持つ力 パワーnotesを感じました。

そんな心地よい雰囲気を残したまま、最後に茶話会です

茶話会 dekiagari.jpg茶話会では、当日の午前中のショートケアで作ったクッキーを食べながら、会話も弾み充実した時間が過ごせました。

初めての試みだったので、どのくらいの方が来てくださるかしら・・・?どんな内容なら楽しんで過ごしていただけるだろう・・・?と不安もいっぱいでしたが、地域の方を含むたくさんの方々にお越しいただき、うれしいかぎりでしたheart04
皆様のご協力のおかげで楽しいひとときを過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいですshine

これからも交流会を開催できるよう、そして皆様に愛される診療所になるべく、スタッフ一同、日々精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたしますclover