ショートケア活動報告
2/19は二十四節季の雨水でした。
空から降るものが雪から雨に変わり氷が溶けて水になる時期と言われています。
春一番が吹くのもこの頃。ニュースでは22日に北陸地方や九州北部で春一番が吹いたそうです。
三寒四温で少しずつ暖かさを感じるこの季節。皆さんの周りの小さな春も探してみてくださいね。
さて2/21のショートケアの活動報告です。
今回は頂き物の大根を使って、大根ポタージュ、大根餅、大根のふわふわ焼きの3品を作りました。
今回から新しい利用者さんが増えて6人。久しぶりに賑やかなショートケアです。
まずは、大根の下準備から。
大根の皮を剥き、それぞれの用途に合わせて大根を切っていきます。
ポタージュ用は薄いイチョウ切りに。ふわふわ焼きは細い千切りに。大根餅はすりおろしに。
新しく加わった利用者さんが料理上手で手際がいいので、いつも以上にどんどん作業が進んでいきます。
ポタージュスープは、コンソメ玉ねぎと一緒に柔らかくなるまで煮込んでいきます。
柔らかくなったらブレンダーで潰し牛乳を加え、煮立てないように温め塩コショウで味付けを。
ふわふわ焼きは、大根と同じく細切りにしたこんにゃくと卵、粉類、黒ゴマ、だしの素を加え、
よく混ぜたら食べやすい大きさにし、ごま油で中に火が通るまで焼いていきます。
あとはポン酢をつけて食べるばかり。
大根餅はすりおろした大根の水気を絞り塩昆布と片栗粉を加え、食べやすい大きさに丸めたら、
マーガリンでこんがり焼き目が付くまで焼いていきます。
焼きあがったらのりを巻いて、醤油、みりん、酢を煮立てて甘辛いタレを煮絡めたら出来上がり。
こんなに大根尽しの料理も初めて同じ材料でこんなにも味も食感も違う3品が出来上がりました。
ポタージュスープは塩コショウがきいて、優しいながらもパンチのきいたスープに。
ふわふわ焼きは、大根とこんにゃくの異なる食感に驚きつつ、和風のだしのきいた味付けでした。
大根餅は、ごま油の香り漂う香ばしさに、もっちもちした食感が何とも言えず美味しかったです。
人数が増えた分、一人あたりの量が減ったわけではないのですが(笑)、「もっと食べたい」との声も後から聞かれたりして…
次回からは、低カロリーかつ満腹感のあるメニューを作りたいと思います