ショートケア活動報告
今年も残すところ10日足らず…明日は冬至。1年で夜が長く昼が短い日です。
太陽が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まることから運が向いてくるとされているそうです。
神様(聖人)が訪れるとも言われ、お迎えするために「ん」のつく食べ物を食べると運気が良くなるんだそう。
「ん」のつく食べ物と言えば南瓜(なんきん)の他にも人参、蓮根、きんかん等々ありますが、
明日はゆず湯に入り「ん」のつく食べ物を食べて運気を高め、年末年始を迎えたいですね
さて12/19のショートケア活動報告です。今年最後のショートケアはそばと芋茶巾に挑戦しました!
初めてのそば作りにドキドキするスタッフ。毎年家で年越しそば作りをするという利用者さんに監督になってもらい、作業を始めます。
まずは分量はかりから。いつもはわりとおおざっぱに量るのですが今回はきちんと分量通りに!
こねる作業も少しずつ少しずつ水を加え手さばきも丁寧。そんな甲斐あっていい香りのまとまった生地が完成。
久しぶりにパスタマシーンを使って伸ばして切ったら準備OK。同時進行で麺つゆ作りと芋茶巾を作ります。
麺つゆは昆布と鰹節で出汁をとり、砂糖、みりん、醤油を加えます。
鰹節を贅沢にたくさん入れたら、昆布の風味が全くしないと利用者さんに指摘され…多少凹みながらも(笑)いい塩梅に味が決まりました。
麺つゆが出来たらそばをゆで、ネギを散して完成です。
芋茶巾はサツマイモを蒸して潰して、砂糖、バター、牛乳、お塩で味を整えたらラップで包み、
ひねりながらまとめて上からゴマをふりかけたら出来上がり。
出来立てほやほやの状態でいただきます
おそばは茹でる途中で、短くきれてしまいましたが味はバッチリ!芋茶巾はサツマイモの甘さとバターのコクが効いて、上品な甘さ。
途中、出汁を取った昆布と鰹節を捨てようとしたスタッフに「もったいない。おいしい佃煮が出来るのに」と声がかかり急遽佃煮作りが始まりました。
ショートケア室だけでなく、待合室にも佃煮のおいしそうな香りが漂い、さすが主婦歴〇十年の利用者さん味付けはバッチリです。
「ご飯下さーい」と言いたくなるような本格的な佃煮が出来あがり、食べきれない分はみんなでお持ち帰りすることに。
大成功とまではいきませんでしたが、初めてのそば作りはまずまず成功ということになりました。
診療所は12/29まで開いていますが今年のショートケアはこれが最後。今年も笑顔溢れた1年でした。
来年も笑顔溢れ、皆様の癒しになれますように どうぞ良いお年をお迎えください。