ショートケア活動報告
熊本県から大分県にかけて活発な地震が続いています。鹿児島も揺れを感じ地震の警告音に驚くことも…
突然の出来事に被災地の皆様のご心労は いかばかりかとお察しします。
気持ちが安らぐ日が1日でも早く訪れますように…
それではショートケアの活動報告です。
今回は休みの方が多く、お一人での参加になりました。
初めての参加で他の利用者さんとのお喋りや活動を楽しみにされていたので少し残念そうでしたが、今日はスタッフと2人で活動することに。
前回「いつも料理だから違うのがいい」とリクエストされていたので、今回は折り紙とどら焼き作り。
まずは折り紙から始めます。
好きな折り紙を選んでもらい半分に切り、後は手順通りに折り畳んでシャツの形になったら襟元に楊枝や割り箸を差し込み出来上がり。
色鮮やかなシャツが出来ました
細かい作業に目も指先も少し疲れてきたので、気分転換に散歩に出かけました。
いいお天気に足取りも軽く歩いていたのですが、途中風が強くなりその勢いのまま診療所へU-ターン
次はどら焼き作りです。
卵に砂糖、ハチミツ、みりんを混ぜ合わせたら、ホットケーキミックスと牛乳を加え生地を作ります。
フライパンを中火に温めたら一度火からおろして熱を冷まし、おたまですくって皮を焼いていきます。
プツプツと穴が開いてきたらひっくり返し裏側も同じように焼き上げ、あずきを挟んで出来上がり。
一口大のミニどら焼きを作るつもりが大きなどら焼きになったので、4等分にカットしていただくことに
ちょっと甘すぎるのでは?と思っていたのですが、ちょうどいい甘さの美味しいどら焼きになりました。
二高女(今の甲南高校)卒業の利用者さん、毎朝城山登山があったり、年に1度17里遠行があったこと等話を聞かせていただきました。
その時代は男女別なので男子生徒と一緒に歩いてもダメ、口をきいてもダメ、学校も男子生徒と重ならないよう回り道をして通学していたり、戦時中ということもあり勉強よりも慰問袋や千人針作り、兵隊さんへの手紙書きが主だったそう。
今の時代に生きていられることの幸せを感じつつ、貴重な経験談を聞かせて頂き勉強になりました。
今度来られるときは、賑やかなショートケアになりますように!