ショートケア活動報告
6/21は夏至でした。鶴丸城跡のお堀にはピンク色の蓮の花が見頃だとか。
診療所近くの通りには紫陽花だけでなく、向日葵も咲いていて夏の到来を待ちわびているようです。
沖縄や奄美は早々に梅雨明けしたのに、最近は低気圧や梅雨前線の影響で大雨に雷も多く、土砂災害による被害も出てきています。
これ以上の被害がなく、梅雨が明けますように!
さて、6/18のショートケアの活動報告です。
今回は餃子ともやしの和え物を作りました。まずは餃子の餡作りから。
玉ねぎ、キャベツをみじん切りにしていきます。今回は先日頂いた採れたて枝豆も加えます。
包丁はあまり使わないという男性利用者さん、みじん切りに初挑戦!
細かく丁寧に切っていくため女性陣より細かい仕上がりになっていました。すごい!!
みじん切りにした野菜をひき肉に合わせてごま油、塩コショウ、気持ちばかりの醤油を入れて混ぜたら包んでいきます。
スタッフは欲張り過ぎて、包むのに四苦八苦。(笑) 「ひだが難しい」とワイワイ言いながら、個性豊かな餃子が出来上がりました。
焼き始めるとショートケア室のみならず、待合室や診察室にまで漂ってしまい…あちこち窓を開けて回ります。
同時にモヤシの和え物も作ります。
ワカメを水でもどしている間に、モヤシの根をみんなで取ります。
「家ではこんな丁寧に取らないよ~」と言われながら、触感をよくするために黙々と作業するみんな。
お湯が沸いたらニラも一緒にさっと湯がいて水分をきって、鶏がらスープの素とすりごまであえて出来上がり。
餃子の餡が余ったので、一口大のハンバーグもどきにしてホットプレートで焼き上げます。小さくまとめたので、すぐ火も通りました。
それでは焼きたてを頂きます
熱々の餃子を口に頬張り、しばし無言で味わいます。その後は「わー、美味しい」「やっぱり焼きたては違うね」とみんな笑顔に
下味がしっかりしていたので何もつけずに食べれるけれど、お醤油を垂らして食べるとまた違う味わいに…
枝豆の食感がいいアクセントになって、箸もすすみます。
ハンバーグは餃子より美味しいと大好評。モヤシの和え物は箸休めにちょうどいい味加減でした。
なにより「みんなでおしゃべりしながら、一緒に作って食べるのが楽しいね」との言葉にみんな大きく頷きます。
日頃1人だと凝ったメニューも作らない、インスタントが多い、話し相手がいなくて味気ない等々、いろんな食環境にいる利用者さん。
ここでの時間が、少しでも癒しになりますように!
次回は七夕飾り作りと素麺で冷やし中華を作ります。さて、どこに飾りましょうか?(笑)